ゲームの「お見合い化」は確かに問題な気がしますけれどね

 みなさま、ごきげんよう。しるふぃ〜・えるでございます。
 昨日の「更新情報」チェックしていて少し気になるところがありましたから、わたしなりの見解も交えた上で書いてみたいかな?と思ってみたり。
 話題の元のリンクはこちら→「"まの"のダラダラTCG部屋」さん
 話題は「グラビアメイド」「チャイナウェイトレス」などのいわゆる「後攻有利ブレイク(仮称)」の話ですね。
 どういったカードか?と言いますと、共通しているのは・・・
 「キャパシティ−1・ドロー+1」
 「ブレイクすると1ドローする
 「対戦相手のテリトリーにキャラがいてあなたがキャラを支配していない場合、ファクターとコストを無視してこのカードをあなたのテリトリーのキャラに対してセット宣言可能。その場合、デッキから該当する勢力のカードを1枚チューターできる
 というものです。さらにすべてのカードが「ワーカーアイコン」を持っている、というのも特徴の一つですね。
 さて・・・このカード、特に最後のアビリティが非常に強力なものでこのところよくデッキに採用されている訳なんですが・・・その場合「お互いにこの手のカードを初手に引き込んでいた場合」なんとかこのカードを有効に活かすべく、互いに(このカードの後攻時のアビリティを使いたいため)メインフェイズに何もしない→延々とドロー→何もしない→ディスカード、を繰り返すといったことが時に起こっているみたいですねw 特にエクストリームスタイルのゲームではよくあることらしいです。
 わたしはまだこういったことには遭遇していませんけれど(苦笑)
 ちなみにこのサイクルのカードは「ブレイクすると1ドロー」といういわゆるキャントリップ能力があって、別に後攻時のアビリティがなくても「普通に使えるレベル」だったりするのも採用率が高い要因でしょう。
 ・・・で。確かにこういった「お見合い」とかが頻発するのは良くないようなところもありますね。「こんなのアクエリじゃない」というのも納得できる部分も確かにあったりします。
 でも、わたし個人としてはこの問題は別にこの「後攻有利ブレイク(仮称)」のせいだけではないと思います。
 なぜならこの問題はある程度デッキ構築とかで対応できる問題だからです。
 別にエクストリームスタイルでの軽ブレイクといっても「1F0Cのドローブレイク」はまだ健在ですし、今のところ「0Cのカードのコストを1UPさせるキャラ」の採用率がそれほど多くないため、このカテゴリのブレイクはまだまだ活躍できそうです。このあたりは「1F0Cのファクター加速プロジェクト」にもいえることだと思います。
 さらに言うならば、エクストリームスタイルではいわゆるビートダウンタイプのように「先攻を取ることで有利になるデッキタイプ」にもまだ十分に勝てると個人的には思っています。相手がじゃんけんに勝っても後攻を取るようなことが多くなっているのならば、それを逆手にとってこういったデッキを選択するのもありだと思います。
 一部には件のサイクルのカードについて「『対戦相手のテリトリー→支配エリア』に変更」などの修正を求めるような意見もあるようですが、わたしとしてはまだ結論を出すには早いような気がします。もう少し様子を見てからでも遅くはないのではないでしょうか?
 実際エクストリームカップのランブルではわりと「先攻を取ることで有利になる」ようなデッキと多く当たっていたりしますし。
 少なくとも「レイチェル・ルォノヴァーラ」「皇帝の威光」などの「あからさまにハイパワー過ぎるカード」が多く残っているスタンダードスタイルよりはまだましなのでは?と思っています。