初心者向け?デッキサンプルしょの2「黒単ラグエル(戦車対応版)」

 というわけで続いては前回の予告通り、初心者向けデッキサンプルの第2弾・黒単ラグエルデッキをやってみます。
 まずはデッキレシピをご覧下さい。なお、レシピ上にあるカードは一部の例外(トランスレイターやホムンクルス・エアなど)を除いて、構築済みデッキ「裁天使デッキ」もしくは最新エキスパンション「絶神の戦車」に収録されています。

 また、各カードの枚数の後にある括弧内は、収録されているエキスパンションを示します(英語略称表記)このうち、ベストセレクションに収録されているカードの場合はそちらを優先させています。

 また、レアカードは太斜体字で表記してあります
※キャラクターカード(32枚)
 ホムンクルス・ソア 4枚(エンペラー)
 空中ブランコスター 2枚(チャリオット)
 ダークプリースト 2枚(ベスト) 
 エンジェル・スレイブ 4枚(ベスト)
 機天使 4枚(ベスト・構築済み)
 ブースター・エンジェル 4枚(ハイエロファント)
 サイボーグメイド 4枚(ベスト・構築済み)
 エンジェルメイド 4枚(キャンサーもしくはエンペラー・構築済み)
 ハーピー 4枚(ベスト・構築済み)   
※ブレイクカード(20枚)
 トランスレイター 4枚(マジシャン)
 ラッキー天使 4枚(マジシャン・構築済み)
 電脳妖精“ラプンツェル” 4枚(マジシャン・構築済み)
 裁天使”ラグエル” 4枚(ジャッジメント・構築済み)
 増援部隊指揮官”ゾフィエル” 2枚(チャリオット)
 人造天使実験体”Code-301655723” 2枚(チャリオット)
※パーマネントカード(3枚) 
 スペース・ファィター 3枚(ベスト・構築済み) 
※プロジェクトカード(2枚)
 パニッシュメント2 2枚(キャンサー・構築済み)
※ファストカード(3枚)
 四大天使降臨 3枚(ムーン・構築済み)

 以上、60枚です。
 今回はできるだけ既存の構築済みデッキ「裁天使デッキ」をベースに組んでみました。キャラクター以外でレアカードが多いですが、すべて構築済みデッキもしくはチャリオットに収録されているカードです。
 ・・・実はこのデッキで一番入手しづらいのが「トランスレイター」と「ホムンクルス・ソア」ではないか?というのはここだけの話www

(6/9追記)<カードの個別解説など〜>
 なお、「増援部隊指揮官”ゾフィエル”」「人造天使実験体”Code-301655723”」については前回のレビューを見てください。
☆裁天使”ラグエル
 今回のデッキの主力カードです。イレイザー勢力、あるいはアクエリ全体を見回してみても「最高クラスの制圧力・突破力を持つカード」です。パワー依存ですが宣言時の相手にダメージ&バトル時に能力減少を与えるエフェクトは強力無比です。
 このカードに関しては今回のデッキで取り上げているカード以外にも相性のいいカードはありますので、いろいろ検討してみてください。
☆電脳妖精”ラプンツェル
 「魔術師の呪文」で初登場以来、ずっとイレイザー勢力の補給線をになってきた強カードです。チャージ2のスキルに加え、ドローもしくはダメージ置き場のカード回収など、便利なエフェクトが2つもあります。これにより、いわゆる「アグレッシブ展開」におけるデメリット(キーカードがダメージで出てしまう、など)がほぼ気にならなくなります。イレイザーメインのデッキであればまず投入されてくるでしょう。
☆四大天使降臨
 イレイザーで最大の効果を持つ全体強化ファストです。宣言するときにコスト分のダメージが確定しますが、コスト1に対して通常攻撃力と精神攻撃力がそれぞれ1上昇する、という非常にコスト効率が高いカードです。ここぞ、というときに使って下さい。密かに相手の勢力アタックにも使える、というのもミソです。
☆スペースファイター
 最近ではあまり見かけなくなってきていますが、登場当初からイレイザーメインのデッキではよく使われてきたパーマネントカードです。
 ブレイクスルーという突破力、攻撃力+2の補正と倒されてもスペースファイター自身を捨て札することでキャラは生き残る・・・このカードだけでできることはかなり多いです。特に相打ちになりやすいイレイザーデッキにおいて、その生存能力は頼りになることでしょう。
☆パニッシュメント2 
 これも最近はあまり見かけませんが、全体除去カードとしては「デスルーン」と並んで最大クラスの効果を持ちます。カウンターされなければ「一つの勢力のキャラすべてを滅する」その効果は絶大です。ですが、カウンターされると高いコストが無駄になってしまいますので、注意してください。
<デッキの動かし方など〜>
 まずは「ラグエル」を出すことを心掛ければいい、と思います。多少無理してアグレッシブ展開をしても「ラプンツェル」が出せればでかなりの部分はカバーできますので、序盤は積極的に行きましょう。
 「ゾフィエル」「人造天使実験体」は状況に応じて使い分けることになります。「ゾフィエル」は横取りで使うのか?あるいはキーカードを引っ張ってくるために使うのか?「人造天使実験体」は出したタイミングによっては相手のメインブレイクを捨て札できるかもしれません。相手と自分の場をよく見て判断しましょう。
 あと、イレイザーデッキは相手のたいていのキャラと相討ちをとれますので、ここぞ、というときには相討ち覚悟でアタックを仕掛けることも重要なことです。場をみて押せそうだ、と思ったらためらわずに行きましょう。
 四大天使降臨とパニッシュメント2はいわゆるデッキの「切り札」です。カウンターされる危険はありますが、ここぞというときに使っていきましょう。

 と、いうわけで今回のデッキサンプル解説はここまでです。
 例によって次回はいつになるかわかりませんが、次は白デッキを取り上げる予定です。