「エクストリーム・スタイル」についていろいろと(その1) 

 みなさま、ごきげんよう。しるふぃ〜・えるでございます。
 予告通り、今回は昨日公式HPで発表された「エクストリームスタイル」について、しるふぃ〜・えるなりの考察をやってみたいかな、と思います。
 ・・・・・・スタイル設定の趣旨とスタイル名がかみ合っていない、というのは気のせいかな?とは思いますが(くしょ
 (・・・「レイチェル」についていろいろなプレイヤーさんにご意見とか聞いていたところで「斜め45°くらい上なこと」が出てきてびっくりしたわけですがw)
 ・・・・・・まあ、戯れ言はさておき。
 今回のエクストリームスタイルでは「現行のSaga3スタイル(=3/1以降のスタンダードスタイル)」から、「いくつかのサイクルのカード」と「いくつかの非常に強力なカードおよびソリティア・コンボの要因となり得るカード」が使用できなくなっています。
 具体的には・・・
※0/0/3のインターセプト・チャージ1のキャラクターカードすべて
 いわゆる「チャンプアタック」に対してもっとも簡単な対策となり得るカードです。このあと何種類かの「セプチャキャラ」が出てきますが、安定性は飛び抜けています。これらが使えなくなることで終盤などでチャンプアタックによる駆け引きが重要さを増してくる、と推測されます。
※1F0Cのチャージ1ブレイクカードすべて
 (個人的に)現状での「アクエリの展開高速化」の元凶、とも思えるシリーズのカード。「軽ブレイクにコストがかからない」というのは、その分「主力のブレイクにコストをかけやすくなる」ということを意味します。これらのカードがなければいわゆる「3ターン○○○○」とかいう展開はかなり減るものと思われます。 結果として、展開スピードが少し遅くなるものと思われます。
 わたしとしては、どうせやるんだったら「1F0Cのドロー+1ブレイクカード」にも適用してもよかったのでは?と思いますが・・・チャージブレイクと比較してワンテンポ遅れる、ということで今回は見送られたのでしょう。
※いくつかのECB効果を持つサイクルのカード
 ECBはいろいろな意味で、プレイングを安定させるものですが・・・今回そのうちのいくつかのサイクルが使えなくなっています。使えなくなったのは・・・
 ☆2F2Cのチャージ2・ECBを持つ中型ブレイクカードすべて
 ☆1F1Cのチャージ1・ECBを持つ小型ブレイクカードすべて
 ☆キャパシティ−1・チャージ1を持つ中型キャラクターカードすべて

 以上3種類ですね。主に「効率・使い勝手の良さ」などの理由でこれらのカードは選択されていた訳なんですが、これらが使えなくなることで幾分ECBに対する効率が低くなることが考えられます。
 これによって、今までECBに頼っていた部分にかなりの制限が加わるため、プレイングが少し難しくなるものと思われます。具体的にはパワーカードに差すカードの取捨選択やデッキアクセス率の低下による主要カードの入手率低下など、今まで以上にプレイングスキルが問われるかもしれません。場合によっては構築面での影響もあるでしょう。
 なお、以下のサイクルのカードは引き続き使用できますので、ECBすべてが使用できなくなるわけではないです。これらについては上記のカード群と比較して「効率・使い勝手の良さ」で少し見劣りするため、今回適用を免れたものだと推測されます。
 ☆3F1Cのチャージ1・ECBを持つ中型ブレイクカードすべて
 ☆3F1Cのチャージ1・ECB・ダメージによるファクター軽減を持つ中型ブレイクカードすべて
 ☆チャージ1を持つ小型キャラクターカードすべて

 また、いくつかのネームブレイクにはECBの効果を持つものがあります(「長谷川綾乃」など)これからはこれらのカードの価値が上がるかもしれませんね。
※2F2Cの(おおむね非常に高い補給能力を持つ)ネームレベルブレイク
 今回適用されるのは「社長・斎木麗名」「パイモン」「熱田 静」「ウィンディ・ゼファー」「アレキサンドリア」「ラプンツェル」の6種ですね。
 このうち「パイモン」「社長・斎木麗名」「ウィンディ・ゼファー」「ラプンツェル」については、特に議論の余地はないと思われます。いずれのカードも理不尽な補給能力もしくはチート能力を持ちます。
 アレキサンドリア」はチャージ1ですが、このカードはよく後述するコンボ系のデッキによく採用されるため、今回適用となったと思われます。
 あと「熱田 静」については・・・どうなんでしょ?チャージ2+特殊能力持ちですが、個人的には先の5種よりは幾分おとなしい印象があります。補給能力だけでいうならば「狭野うらら」とかもいるわけですからね。
 ・・・「各色1種ずつ選定しなくてはならないため、仕方なく適用された」とも邪推できそうな感じもしますがw まあ、これからは2F2Cの精神攻撃対策ブレイクは玄武巫女でやれ、ということなんでしょうwww
 なんにせよ、これらのカードが使用できなくなることで、展開スピードがかなり遅くなるものと思われます。ECBのところで触れたような効果も期待できるでしょう。
 ・・・とりあえずかなり長くなってしまったため、残りの「ソリティア・コンボの要因となりうるカード」「一部の非常に強力なカード」についてはまた後日やりたい、と思います。
 全体的に「使用率の高いカード」が多く、既存のデッキのほとんどはかなりの変更を強いられそうです(もっとも「現状のアクエリの展開の早さに対応するためには」そうせざるを得ない、というのもありますがw)しかしながら展開スピードの低下やアタックの駆け引きが増える、などの「いい面での効果」もありますから、この「エクストリームスタイル」がどうなっていくのか?期待を持ってみていきたいところではある、と思います。