望刻の塔のカードレビューとかしてみたりする(その7)

 みなさま、ごきげんよう。しるふぃ〜・えるでございます。
 望刻の塔のカードレビュー、いよいよ最後のイレイザー編をお送りいたします。
 例によって独断と偏見を持って10点評価で斬っていきたいと思っています。評価6点以上ですと一応個人的には使ってみたくなる気が起きる、という認識で(←マテヤコラw) 8点以上は個人的には「強いカード」という認識です。
 ・・・・・・・・・いーかげん上記の口上とかコピペとかするの(しかも毎回「微妙に」変えたりするの)飽きてきたにゅw←チョトダマレオマエ

望刻の塔カードレビューイレイザー

※ドラグーン・ヴォイス「ナュエハ・デォユ」 6点
 このキャラクターがいると「プレイヤー自身と支配キャラすべてがプロジェクトおよびファストの『目標にならなくなります』」 効果を受けなくなるわけではないので、全体効果のプロジェクトやファスト、およびエフェクトまでは防ぐことができません。また自分のキャラに使う「目標指定のプロジェクトやファスト」までも弾いてしまうため、デッキ構築では注意が必要ですね。
 まあ、全体効果のカードについてはともかく「エフェクトに対して無力」というのが少し惜しい気がしますね。せめてこれがあればもう少し評価できたカードなんですが、非常に残念な気がします。
※ピュア・ハート「メアリー・ピュア」 9点
 今回の2段ブレイクの中ではおそらく「もっとも使い勝手のある」キャラなのではないでしょうか? バインド1・チャージ3のシリーズ共通の性能に加え、5/7/5のサイズがあまりにも強すぎます。もちろん圧縮とかかけたデッキ構築も十分アリですね♪
 また、パーマネントカードをファクター無視したりしてセットできる、のも強いですね。いままで見たところですと「アームドベース・パイライト」「ダブルインフィニティガントレット」「ビーム釘バット」「太陽神の戦車」「サンフラワー」など、強いカードを惜しげもなく投入でき、そしてセットすることができます。もちろんイレイザー自身でも「アクティブステルスシステム」「ライトニング改」などありますから、このあたりはデッキ構築のセンスが問われることでしょう。2段ブレイク、というデメリットを差し引いても十分強いです。
 あ、そうそう。「イラストがあまりにもかあいい♪」というのにはわたしも同意いたします・・・でもって「そのかあいさ故に『あまりにも無粋なパーマネント』とか付けたくない」というココロの叫び(ぇ)とかがあるのにも(わたし自身の過去のいろいろな経験上←謎爆w)同意はします・・・もちろん「強さ」を追い求める構築、というのも(元々が強いですから)アリだと思いますよ(^^;;
※湖の邪「ガダモン」 8点
 アグレッシブ処理とか、自分が仕掛けた「隕石」などでダメージに落ちたときには泣けてくるものがあるんですが(^^;; 相手のアタックからのダメージ判定でこのカードがダメージ判定で出てきた場合にはかなりの効果を発揮する(相手プレイヤーとキャラがいればそのキャラクターに6ダメージ)と思いますね。
 またこのアビリティは「既に場に『ガダモン』がいる場合にも効果を発揮する」ため
、このカードがデッキに入っているのがわかった場合、相手としてはかなり油断のできない対応を強いられることになりそうです。
 既にあちこちで指摘されていますが「ラプンツェル」や「エンジェル・SARASA」がいればいろいろと悪いこと(ぇ)ができます。またこのカードのアビリティは「ラストフルデビル」などのアビリティで防ぐことができない、のも高評価ですね。
※讃天使「ジブリール」 4点
 精神攻撃を通常攻撃に変換したり、自身のパンプエフェクトを持つのは非常に強力ですが、それ以外の能力が何もない、というのは・・・現状において「ガブリエル」(まあ、こちらは2段ブレイクですが・・・)がどういう評価を受けているか?からすれば、このカードが現状の構築戦で採用される可能性はかなり低い、といわざるを得ないと思われます(><)
 イラストは個人的にはかなり好みなんですけれどね(^^;;
※超融合魔神「ブラックブレイブカイザー」 7点
 「サイズ的に本家(G・ブレイブカイザー)を上回っている、というのはさすがライバルメカにふさわしい」
 ・・・・・・、と「熊谷博士」が言ったかどうか? はさておき。
 燃費の悪さも本家以上(相手も含む毎ターンマシンアイコンのキャラを「最低でも」1体捨て札w)ならば、その能力の「えげつなさ」も本家以上なものに仕上がっています(^^;; すべての自分の支配するマシンアイコンキャラのスキルを共有し、仲間のマシンアイコンキャラをどんどん融合してさらにサイズアップしたり、とそのアビリティは凶悪そのものです。
 その特性から黒のマシンデッキの切り札のひとつとして活用されると思います。問題はこのキャラを出したあとは「できるだけ短期決着をしなくてはならない」ということでしょう・・・できれば出したターンに。 
※コズミックスーパーエクスプレス「リバース・ゲート号」 5点
 ブレイク条件すら無視してセット時にブレイクカードをセットできるため、いろいろと悪いこととかできそうな気がします・・・けれど現状の黒デッキにおいてそこまでしたいか?、と言われると少し疑問なんですよね(^^;; またコスト自体は支払うため、実際にはこのカードのコスト(3コスト)もあり、カードリソース的にも少し重い気がします。
※ガラスの翼 6点
 ブレイクスルーを与える「ファストタイミングでセットできる」パーマネント、ということで「ウェイブライダー」との比較になると思いますが・・・攻撃力をそのまま残したい(さらにのばしたい)のであればこちらを採用することもあると思います。またパーマネント+1を持つため、さらにパーマネントをセットできるのもいいところです。
 弱点としてはやはり「そのターン中しか持たないこと」ですね。
※バトルチェーンソー 6点
 イニシアチブ持ちとかバインド持ちとかのキャラにセットすればかなりの猛威を奮いそうなパーマネントですね。絵的にどうかとは思いますが・・・「アズーリ」が場にいるときのドラグーンデッキあたりで使うと相手が悶絶しそうではありますねw
エデンの園 7点
 1F0Cのパーマネントなので「黒メインのデッキでなくても仕込むことができる」ため、いろいろと応用範囲の広いカードではないでしょうか? 効果的にはそれほど劇的なカードではありませんが、相手のアタックで主力ブレイクカードがデッキから捨て札とかされればしめたものですし♪ 自分のアタック宣言に対しても適用されるため、黒メインでは「ガダモン」を使ったデッキとかに組み込むと面白そうですね。あとは赤メインの引きこもりデッキとかwww
※クラス占拠 9点
 タレントアイコンのキャラを目標に取れるため、特にスタンダードでは「レイチェル・ルォノヴァーラ」や「パイモン」などの「メタど真ん中キャラ」に対して効果を発揮するのが強いですね。
 またエクストリームでも今回の2段ブレイクすべてに対応しますし、「一色真純」「夜羽子・アシュレイ」「キュアメイド・和泉はるか」も目標に取れるスーパーカードですw 別に「黒メインのデッキ」でなくても投入できてしまう、というのも密かなポイントです。この場合黒キャラとしては「キネティックシュート」対策も兼ねた「予知エルフ」が筆頭候補、でしょうか。
※混沌のオラトリオ 6点
 こういうカードはいろいろと「夢があっていい」とは思うんですが・・・このカードを使ってまで使いたいカードが現状の黒デッキであるのか?、と言われると少し微妙な気がします。こういうカードは個人的には大好きですし、使ってあげたいとは思うんですけれどね(^^;; このカードの場合「リバース・ゲート号」と違ってブレイクカードでなくてもいいため、まだ使い勝手はあるのではないでしょうか?
 ・・・ちょっと前にも同じようなことを言ったかもしれませんが、気のせい、と言うことで(何
※衛星反射砲 4点
 以前のエントリでも書きましたけれど、「プレイヤーを目標に取れない」のが痛すぎますねw 同じ4Fには「バタフライ・エクスプロージョン」もありますし、単体目標であればプレイヤーを目標に取れて1F軽い「阿空間魚雷」を選択します・・・わたしとしては。
※ゼロフィールド 6点
 あまり評価する人はいないんですが・・・黒にこのようなカウンターカードが出てきたこと自体わたしは評価したいですね。いままでの「ティアー・オブ・エンジェル」ではカウンターになりきれなかった部分もありましたからね。
 しかしながら同時発売のBLAZBLUEに「記憶の欠落」が出てきたことがこのカードの価値を少し落としてしまったかもしれません。あちらは3F2Cとこのカードよりも軽いですからね(^^;;
※ランダムワープ 3点
 場合によっては何体も生き残らせることができるかもしれませんが・・・普通支配キャラの運命をこういう「ばくちカード」に頼るのはいかがなものか、と思いますよwww(少なくともわたしはいやですね) ましてや現在いわゆるフェッチ・パーマネントが流行っている現状では「デッキに対するキャラの比率」も低くなっていることが、このカードの採用を皿になくしている要因にもなっています(確率的に50%以下になりますから)
 唯一、キャラ日照りデッキではキャラクターの捨て札を防ぐ意味合いで採用される・・・かもしれませんが。
※時限式爆弾 7点
 謎の下士官「提督! 相手の勢力エリアに『スペース・フロイライン』がパワーカード0で放置されています」
 「これを我が軍の『パイモン』で横取りすれば3ターンレイチェルも可能です!」
 謎の提督「よし、早速横取りの準備を・・・・・・いや待て、相手のダメージ置き場を見ろ。」
 下士官「あ、あれは!? 『時限式爆弾』!? するとこれは・・・」
 提督「そう、いわゆる『孔明の罠』、だっ!」
 下士官「しかし斥候の報告によれば相手には既に『ロッソ』『アズーリ』の用意があるとのこと」
 「このままでは相手に先を越されてしまいます!」
 提督「だがもし罠だったらこちらに甚大な被害が及ぶことは必死だ。こちらの場にはシールドキャラが少ない・・・」
 下士官「提督! 我々はいったいどうすれば・・・」

 ・・・・・・・・・こんなやりとりがあったかどうかはさておきw
 ある意味「キネティックシュート」と同じで、その「存在自体に意味があるカード」な気がします。うまく効果が発動した場合に相手の場に相当な被害が及ぶ可能性はかなり高いでしょうから、黒メインのデッキで相手が不用意にキャラクターをあけていた場合にはこのカードのことを留意しておいた方がいいでしょうね。
 もっともこのカードのことを留意していたら自分の場の展開が遅れてしまって勝てない、という話があるのもわかりますけれどね・・・そう思っている人ほどこのカードを喰らったらその不条理を嘆いたりするのではないでしょうか?(謎笑)

まとめとして

 今回のイレイザーはわりと「トリッキーなカードが多い」と思います。「ガダモン」や「エデンの園」、そして「時限式爆弾」は既存のイレイザーデッキに新たな風を呼び起こすかもしれません。その意味では注目していきたいカードではあります。個人的には特に「時限式爆弾」がどれだけ使われるのか興味がありますね。
 「メアリー・ピュア」はいかにもイレイザーらしい強さを持ったカードです。この娘を使ったデッキは今後いろいろなところで見かけることになるでしょうね。
 さて、これでようやくレビューも終わり・・・
 謎の秘書官(マテ)「お待ち下さい、機構本部から極秘の指令書が送られてきました」
 えっ!? やっと一息ついたのに〜 どれどれ・・・「引き続き、EXエキスパンション・BLAZBLUEのレビューも大まかでかまわないのでやれ」だって!? ま、まだレビュー書かないといけないの・・・Orz
 秘書官「当然の判断か、と思います。前回と違って、今回はかなり強いカードも収録されているようですから」
 しかしなあ・・・誰もがEXエキスパンション買っているわけでもないしなあ。
 秘書官「指令は絶対的なものと判断しますが」
 指令は絶対的なものって・・・それはバカでもできる判断だしねぇ(ため息)
 秘書官「バカバカ言わないでくださいっ!」
 秘書官「指令拒否は厳罰ですっ!バレットレイン!!」
 (ずどどどどどどどっっっっっ!!!)
 ぎゃああああぁぁぁぁっっっ・・・・・・・・・・ぱたりO□=
 秘書官「お見苦しいところをお見せしました。では次回、BLAZBLUEのレビュー抜粋版をお送りいたします。それでは(ペコリ)」
 ・・・・・・はたして次回までにしるふぃ〜・えるは帰ってこれるのか?それは誰にもわからない・・・(マテヤコラ