「冥約の少女」のカードをピックアップしてもう少し比較検討とかしてみたりする(前編)

 いきなりお詫びからで申し訳ないのですが、レビューのその2からアクエリ今弾のタイトルを間違えて書いてしまいました(><) 主だったところは訂正しましたが、この場を借りましてお詫びいたします。
 それはさておき。
 アクエリの今弾が「冥約の少女」、ということで・・・エウシュリー厨」のわたしとしては(タイトルが似ている、というだけの理由でw)同ブランドで発売された「冥色の隷姫」が思い浮かんだわけでw
 まあ、ゲーム内容としては主人公が「悪の大魔術師(くしょ)」で、ヒロインのお姫様にあんなことやこんなことしていったりするんですけれどね(^^;;
 でもまあ、そうするとこれをアクエリの今弾に当てはめるとアレの対象になるのはおそらく「デスのリンナ嬢」ということになるんでしょうが・・・・・・・・・・
 ・・・・・・そういった(苦笑)場面が想像できないわたしw
 主にイラストと設定的な意味で←チョトマテw
 「フラグメンツ」とか見てみると、逆に「セメ側」になるんじゃ?とか思ったり←ダカラマテヤオマエwww 
 ちなみに公式ページはこちら。 そうそう、このゲームは「『調教SLGゲーム』の要素を持ったリアルタイム国盗りSLG」←謎w だったりしますので。その手の要素(謎)が受け入れられて「遊べる18禁ゲーム」がしたい、という人にはお勧めできるか、と・・・5年位前のゲームですがw
 閑話休題
 みなさま、ごきげんよう。しばらくぶりの更新になりました(^^;;
 今日明日の週末は予定が入っているはずだったけれど、予定がなくなったので(ぇ 台風も来ていますし、今日はニコ動を主に見ていたw しるふぃ〜・えるでございます。
 さて、ようやく本題ですが・・・ちょ〜独断的なレビュー終了後ではありますが、「冥約の少女」のカードの中から何枚かピックアップして、さらに「考察のような何か」でもやってみようかな、と思っています。エントリの性格上「まじめな文体でしか書けない」と思いますので、少し堅苦しいかな?と思いますが・・・そのあたりはご容赦下さい。
 ・・・・・・もっともそういったことから最初にああいう戯言を書いてしまうわけですけれどwww

「解雇通告」について

 今回「解雇通告」についてわたしはけっこう酷い評価をしたんですが、他の方のレビューとか見てみますとかなり高い評価をしている方が多いみたいですね。まあ「後攻有利メイドさんシリーズ」が流行っている現状からするとそうなのかな?という気もしますが、わたしはしては少し疑問があったりします。
 このカードはE.G.Oのプロジェクトカードですが、そもそもE.G.Oには「『エクリプス』を撃った後に豊富なワーカーブレイクで横取りブレイクする」という伝統的な(?)戦法があります。「エクリプス」は精神力をXコスト分だけ減少するカードですが、件の「解雇通告」は対象のパワー依存の除去カードです。「ワーカー焼き」として場のアドバンテージとかを考慮した場合、わざわざ単なるワーカー焼きとして「解雇通告」を投入するのはどうかな?と思ったりするわけです。
 もちろん例外はあります。それは白デッキ同士の対戦で、相手に「ワーカーのネームブレイクを先出しされた」場合ですね。特に(スタンダードでの)「社長・斎木麗名」とか「メイド長谷川綾乃」とかはよく見かけますから、こういったブレイクを除去して自分で出す、という使い方はアリだと思います。
 もっとも個人的にはそれでもこのカードをデッキスロットを割いて入れるのか?と言われますと・・・おそらく入れない気がします。入れるスロットがあるならば後述の「マインドアサシン」のほうをおそらく投入するでしょう。

マインドアサシン」の有用性について

 さて、その「マインドアサシン」ですが、このカードは非常に強力なカードだと個人的には感じています。塔環境で「シャーロック・ホームズ」を使って相手の行動を封殺するデッキがありましたけれど、使用するタイミングの問題はありますがこれと同じようなことが実現できてしまいます・・・しかもホームズとは違って失敗した時のペナルティはありません。
 そしてこのカードを使用する際に「必ずしも『相手さんの手札すべてが見えている必要』はない」と思います。なぜなら相手さんの捨て札とかダメージ置き場のカードとかを見ていればどんなカードが使われているか予想はつくからです。例えばメインブレイクのカードとかね。後はタイミングを見計らってそのカードを使われる前に「マインドアサシン」を撃てばそれでいいわけですから。
 また、たとえはずしたとしても相手さんの手札を確認することはできるわけで・・・自身の場を進める、という点でかなり役に立つとは思います。自身にとって危険なカードの有無を確認できますし、もし2枚目があれば最初ではずしたとしても次の「マインドアサシン」で仕留めることができますからね。
 確かに使うにはかなり多くのカードプールの把握が必要なので、簡単に使えるようなカードではないと思いますが、使いこなせればきっと投入しただけの活躍はしてくれるカードだと思います。

「鳥居の迷路」と「呪縛」との比較

 今弾の阿頼耶識に登場した新たなエンドカードの候補である「鳥居の迷路」ですが、いままで同様の目的で使用されていた「呪縛」との比較に関してわたしが思っていることなんぞをいくつか。
 もともとこの2枚のカードはわたしが思うに「効果の発揮される性格」が少し違うように思えます。
 「呪縛」はファストカードであり、アタックおよびガード宣言・エフェクトの「無効化」ということでいわゆる「後撃ち」ができる、という点で優れています。またコストが精神力X以下、ということで可変であるというのも特徴ですね。これはセプチャなどに対しては有利ですが、相手さんのメインブレイクに対してはむしろデメリットになることもあります。
 これに対して「鳥居の迷路」は基本はプロジェクトであるため、相手のターンには使用できない、といったデメリットがあります。また「コストを支払うことを禁止」するだけなので、このカードの使用宣言に対してレスポンスで使われるエフェクトなどを止めることができません。
 しかしながら効果のかかるキャラの「ファクターをすべて失わせる」ことができるため、このカードが効果を発揮した後で相手さんがファストを容易に撃つことを防ぐことができたりします。またこのカードはダメージ置き場にあればファストカードのように使えるため、この場合には相手さんのプロジェクトやブレイクカードの使用にまで干渉することができるようになります(実際には「干渉されないように遅らせることができる」ということだと思いますが)特にブレイクカードへの干渉はいままで阿頼耶識ではできなかったことなので、この点だけでも注目に値するでしょう。コストは4で固定ですが、これも相手のメインクラスのブレイク相手にする場合には「呪縛」よりもコストが少なく済む、というメリットもあったりします。
 あとは「対象に取れるキャラ」ですが・・・これはそれぞれに違いがあるので、一概にどちらが優れているとは言えないと思います。自分と相手さんの場によってどちらが有用かどうかは変化するでしょうし、メタゲームによっても変わるでしょう。ただ総じて現行のデッキですとアイコンがわりと1、2種類に固まることが多いみたいので、その意味では「鳥居の迷宮」のほうがいまはいいのかもしれません。
 結論としてはこの2枚のカードは自分のデッキ内容とかメタゲームとかにあわせて採用の有無を検討するべきなのかな?と思います。「葛洪」上段とかを使っているデッキの場合、両方投入してみる、というのもアリかもしれません。

あとがきに代えて

 だいぶ長くなってしまったので、このあたりで分割します。後編ではさらに何点かについて自分なりに考察してみようか、と思います。
 もっとも今回の3つの件につきましてもいろいろと異論・反論あるとは思います。よろしければ(当たり障りのない感じでw)コメント等でいただければと思います。いろいろな考え方とかわたしも聞いてみたいですし。
 追記:ランプオブシュガーの新作、「Hello,Good-bye」の応援バナーを貼りました♪ 設定的にわたしの好きそうな話ですし、期待して待つことにします。