「冥約の少女」のカードをピックアップしてもう少し比較検討とかしてみたりする(後編)

 最初からお詫びっぽくてアレなんですけれど(^^;; 2週間弱ほどあけてしまいました(><) まあ、元から「気ままにたわいのないことを」書いていくブログですから、なにとぞご容赦くださいませ。
 そんなわけで改めましてみなさまごきげんよう。しるふぃ〜・えるでございます。 
 ところで最近、あいている時間にいろいろとニコ動とかで(ぇ)曲とかゲームの動画とかいろいろと見ていたりすることが多いんですけれど(何 とある日に懐かしいゲーム(まあ、いわゆる「エロゲ」の類ですがw)のOP曲を見つけたので、アップしてみたり。

 F&C(現:FANDC)の「朝の来ない夜に抱かれて」のOP曲、「ETERNAL NIGHT〜堕天〜」です。例によってかなりアップテンポの「かっこいい曲」で個人的にはお気に入りです。ADVはあまりやらないんですが、このゲームは題材的にツボだったので、嬉々としてやったのを覚えています(^^;;
 ゲーム自体は2002年発売ですから・・・もう8年前ですね。この頃のF&Cは比較的良作のゲームを出していて、個人的には「一番輝いていた」時期だったなあ、としみじみと思っていたり。また当時としては主題歌があるゲームは比較的レアだったような気がしますし、ゲーム自体も現在のFANDCから考えるとかなり異色(扱っている題材が「クトゥルフ神話」系だったりします)のゲームでした。
 閑話休題
 アクエリの「ぱぺぴり」のパックが来年の1/28に発売になるみたいですね。このブログでも散々書いてきましたけれど、ようやく結実したようです。自分自身はわりとあきらめていたところも(心の片隅で)ありましたので、B社さんGJ!と言いたいです。
 内容としては再録10種に新規30種の計40種、ということですが・・・特筆するべきは1パックが7枚入りである、ということですね。これはかなり画期的なことではないか、と思いますよ。もっともいままでの5枚入りのEX(プラチナ)パックに対していろいろと不評があったことは容易に推測できるんですけれどねw
 たぶんいままでのEXパックが5枚入りだったのはある意味コスト的な意味合いもあったのではないか?と個人的には推測(正規エキスパンションとかと比較すると全体の生産枚数は少なくなるため、1枚単位での単価は高くなりがちになる、と推測できる)しているんですけれど・・・その意味では今回7枚入りになったというのはいろいろなところでがんばったんではないのかなあ、という気がします。こういった「ユーザー視点でがんばって下さる」ところは個人的にも応援していきたくなりますね♪ これからもこの姿勢を継続していって頂きたいと思います。
 さて、ようやく本題ですが・・・「冥約の少女」のカードの中から何枚かピックアップしての検討記事、今回は3回目で2点ほど書いていきたいと思います。エントリの性格上「まじめな文体でしか書けない」と思いますので、少し堅苦しいかな?と思いますが・・・そのあたりはご容赦下さい。

エフェクトでキャラ除去って強いと思うんですよ

 今回エフェクトで対象のキャラを除去するブレイクカードが2種類出ました。「デス"リンナ・アルストロメイア"」と「冥天使"アズラエル"」ですね。両方ともエフェクトコストは4です。現状では2枚ともそれほど使用率は高くないようですが・・・実際には「エフェクトでキャラを除去できる」という1点だけでも十分使用する価値があるのではないか、という気がします。これとは別にアビリティでキャラを除去できるブレイクも今回出ています(「"谺"」とか「死天使"ザラキエル"」とか)が、そちらのほうはわりと使用率が高い、というのも興味深いところです。
 確かにアビリティでのキャラ除去というのは「ある意味回避不可能」という時点で非常に強力です。しかしながら基本的に「ブレイクカードの使用」であるため、原則的には「自分のターンのメインフェイズにしか使えない」という制限がかかります(もちろん例外はあるんですが、ここでは考慮外ということでw)ゆえに相手のターンの行動(たとえば「CIP能力を持ったブレイクカード」の使用とか)を防ぐことはできません。
 これに対してエフェクトでのキャラ除去ではこういった相手のターンでの行動にもレスポンスして対応することができます。むろん自分のターンにも使用できるため汎用性では上回っている、と言えるのではないでしょうか。ブレイクカードを1枚捨て札できる「夜羽子・アシュレイ」が強いのは自明の理ですが・・・それとまったく同じことが言えると思います。もちろんエフェクトですから対策されてしまうこともありますけれど、現状ではその可能性はあまり高くないような気がします。
 もっとも今回の2枚はそれなりに使いづらくなるようにデメリットがかかっていたりしますが・・・それでもエフェクトでのキャラ除去は使いたくなる魅力があるのではないか、と思います。

「次元の檻」の有用性から派生して

 個人的には今回のトップレアだと思っている「次元の檻」ですが、このカードはある意味極星メインのデッキでは待望のカードである、と思います。
 第1点としては極星のカードとしてはわりと数少ない「ダメージ置き場の枚数にとらわれない」タイプの強カードである、ということです。「アブソリュート・ヴァニッシュ」などに代表されるように極星のカードにはダメージ置き場に関係するカードがかなり多いと思います。
 それで、今弾でダメージ置き場や捨て札置き場に関わるカードが増えた(しかもわりと強いカードが増えたw)ため、それらへの対抗策として(青メインのデッキでは)「個人授業天使"ザドキエル"」の採用が今後増えるような気がします。このカードが出てくると極星の強カードの多くは意味を成さなくなってしまうことが容易に想像できます。そんな時に「次元の檻」は有効なカードのひとつとして機能すると思います。
 2点目はこのカードの「汎用性の高さ」です。「コストの支払いを禁止する」という効果は非常に強力です。どれだけのキャラに対して使用するかによりますが、使用宣言に対するレスポンス以外の行動はほとんど何もできなくなってしまうことさえあり得ます。自分のターンに使用することはもちろん、ファストカードなので相手のターンにも使用できるため、相手のターンでの行動に制限をかけることもできます。コストがダメージになるので多用ができない、という弱点はありますがそれすらも些細なことではないか、という気すらしますね。
 さて、次回の予定としてはできればデッキレシピとかあげられたらなあ、と考えています。できるだけ直近のエキスパンションのカードを使ったものとかネタっぽいものとか。考えているネタはいろいろとあるのですが・・・まあ、期待しないでお待ちいただければ、と思います。