いまさらだけど「女帝の聖楔」のカードについて語ってみる(後編)

(3/20に加筆いたしました)
 ・・・や、本来は今日は秋葉原へとあるイベントに行く予定だったんですよ。
 でもまあこの大震災でイベントが延期になりまして、急遽公認大会とかへ行くことにしたわけですがw しかもここ1月ほどアクエリとかしていなかったんで(^^;; もういろいろとボロが出る出るwww やはりブランクとかは結構大きいものなんだねぇ(くしょ)とか思った次第。
 改めましてみなさまごきげんよう
 昨日(金曜日)はブログを書いた後すぐに寝ましたよ・・・ここ最近は2時頃まで起きていたりしたんですけれどね(ぉ まあ放映中止とかは仕方がないにしてもきっとその理由の半分は「内容的に震災後では放送できないようだったからに違いないw」と信じて疑っていない(何 しるふぃ〜・えるでございます。
 さて、大会の結果とかは明日まとめて書くことにして(^^;; 今日は前回のエントリの続きということで「女帝の聖楔」のカードを勢力別にピックアップしていきたいと思います。だいたい各勢力別に5枚ほど取り上げていきたいと思います。
 さて個々のカードについてですが・・・カード名を青字で書いてあるのは「個人的にかなり強いと思っているカード」で、カード名が緑字なのは「正直、それほど強い評価はしていないカード」だったりします。またカード名が赤字の場合は「個人的にはあまり評価できないカード」というふうに分類していきたいと思っています。ただし、すべての勢力でこれら3種の分類のカードがあるわけではありません。
 それでは今日はダークロアからいってみましょう。

ダークロア編

※傾国の妖狐「蘇姐己」
 また懐かしいネームが返ってきましたね。さて、カード的な話になりますが、白の「SPメイド隊」のところでも触れましたが、現状たいていの場合はドローキャラはワーカー持ちであることがほとんどですからある程度の効果は確実に見込めるところが強いところだと思います。もちろん使う側としては「それを見越したうえでデッキ構築とかするはず」なので、リスクとかはある程度抑えられるでしょう。アイコンもゴースト持ちですからそれほど困らないですし。
※クィーンズロアー
 非常に分かりやすい緑の新たなエンドカード候補ではないでしょうか。コストはそれなりに重いですが、効果としてはコスト以上のものがあると思います。「アタックとかでどんどん攻めるタイプ」のデッキでは十分採用の余地があると思います。
※大地母神「ティアマト」
 今回のティアマトは、オーナー側には影響を与えなくなりました。それだけでも結構強いとは思います。ブレイクカードだけは出されてしまいますが、ダメージ置き場にあればスキルやエフェクトは封じられるので悪くはないでしょう。序盤のアグレッシブ回しとかでも結構ダメージ置き場にはいろいろとたまると思いますから、うまくいけばかなりの効果が見られるはずです。軽ブレイクとかが落ちればそれだけでも相手の思惑を崩すには十分ですし。アタックに行けるのであれば積極的にいったりしてうまくダメージ置き場にカードを並べればいいと思います。
※人面疽
 書いてあることは決して弱くはないと思います。ブレイクの「ニーズヘッグ」のアビリティと同じようなことがファストでできるのは悪くはないです。問題は緑メインのデッキの場合このカードを入れるスロットがあるのかどうか、ということでしょうか。むしろ青メインのデッキにタッチで入れたりするといいのかも・・・そこまではさすがに無理かw
※黒き獣は仲間を呼んだ
 うーん・・・わたしにはこのカードの有効な使い方がちょっと思いつかないんですけれども。このカードを使いたい場合、デッキ構築面から(アグレッシブとかブレイク面からして増やす必要がある)いろいろと考えないといけないわけですが・・・せっかく出したところで返しのターンにデュアルスラッシュとか食らって取り返しの付かないことになったりしてwww 

極星帝国編

※円卓の騎士/獅子の騎士「ユーウェイン」
 久々に登場した感がある「下段でも十分使い勝手のある2段ブレイク」な気がします。下段がブレイクスルーとイニシアチブ持ちの3/4/4というのが十分アタッカーとして活用できるので結構いい感じです。さらに上段になると実質5/9/8ブレイクスルー・イニシアチブとか訳のわからないことになったりしますwアイコンもウォリアー持ちなのでそんなに困らないですしね。
※マスタージャマー「ロュス・アルタイル」
 ずいぶん強化されて帰ってきた気がします。重ねブレイクした時の効果がかなり壊れていたりする(プロジェクトやファストが効果を発揮する際にオーナーのいいように適切な範囲で効果範囲を変えられるとか訳がわかりませんw)ので是非狙っていきたいところではあります。もっとも単体でもシールド・バインド持ちでありファストタイミングでプロジェクトファストの効果を任意に受けなくすることができる「黄色い小美鈴さん(実際はそれ以上かもしれないが少し性格が異なる)」とも言えるアビリティは非常に強いです。
※オクタヘドロン
 ちまたではシングル価格とか結構高いみたいですが、エクストリームあたりですと効果の対象とかになるカードがそれほどないような気がしますね。目標がプレイヤーなのでいわゆる「プレイヤーアンタッチャブル」な軽ブレイクで防がれてしまうのも結構痛いところです。1Fなのでタッチで入れられる、という向きもあるみたいですが、それほどまでして入れたいカードだとは思えないですし、前述の理由とかで結局は「現状で最も軽ブレイクとかを焼くことに長けている」極星メインのデッキでしか使えないような気がします。 むしろこのカードはスタンダードならば結構活躍できる気もしますね・・・まあいわゆる「レイチェル対策」としてですがwww
マケドニアの戦巫女「オリュンピアス」
 青の「セレン・エルシー」との最大の違いは「ドローするのが強制であること」そして「対戦相手にも効果を及ぼしてしまう」ということですね。ほかの勢力であればこの「強制ドロー」の効果をうまく活かせるかもしれませんが、極星メインではかなり難しいかもしれません。

イレイザー

※アンドロイドタイプQ「ヴァイオラ
 ついに出てきてしまったアンドロイドアイコンのマスター的なキャラですが・・・その名に恥じないきわめて強力なアビリティを持ちます。メイン格のキャラが倒されても身代わりを立てることで生き残れるため、「ロボット3原則」ともあわせてデッキの安定性が格段に上昇することになります。もともと展開力とか攻撃力とかは黒のほかのアイコンともなんら遜色はなかったのですから、これからはアンドロイドメインのデッキが増えるのかもしれませんね。
※煌天使「ミカエル」
 ・・・おっかしいなあ、ミカエルって「強いんだけれど味方すらも巻き込むはた迷惑さがチャームポイント♪」←ハゲシクマテw だったはずなんだけれども。
 ・・・や、でも最近の「みかぴぃ」ってすっかり「頭が冴え渡っちゃってて」おじさんとしては一抹の寂しさを覚えたりもするんだけれど。
 とあるところでこういうことを思わずこぼした人がいたとかいなかったとか・・・その後彼がどうなったかは誰も知りませんけれどもwww
 閑話休題
 セット時および除去時のアビリティが「範囲をある程度オーナーが任意に選べるようになって『しまった』」(くしょ)ため、場の状況とかあまり考えなくてもセットできるのは間違いなく強いところです。重ねブレイクすることで「アタックするだけで相手のキャラを焼いたり、デッキを削ることが出来る」様になりますが、いままででも何種類か「ミカエル」は出ているため、普通に重ねやすい、というのもいいところだと思います。
※サイボーグコマンダーロディア
 アンコモン枠ですが強いと思ったので、「セレン・エルシー」に続いて取り上げてみますね。
 サイボーグアイコンで「『白虎巫女』と『青龍巫女』のアビリティを足して2で割ったような感じ」というのを聞いたことがありますが、まさしくそんな感じですね。霊能者では2枚使って得た能力を(やや何かが不足しているとはいえ)これ1枚で実現できてしまうのは弱い理由がありませんね。サイボーグアイコンですと最近では「アル・ゲルド」とかいますから、これを機会に組んでみるのもいいのかもしれません。
※ピンポイントリフレクター 
 書いてあることはかなり強いとは思うんですが・・・わたしとしてはこのカードの効果って「黒メインのデッキで求められているのとは少しずれている」様な気がするんですよ。このカードの目標はキャラクター1人ですが、黒メインのデッキでキャラクター1人だけを守ってもあまり意味がないような気がします(それともこんなことを思うのはわたしだけですか?) でもその効果は時に状況をひっくり返すことが出来る、というのも確かにありそうですし・・・今後の様子しだいでしょうか。
インプリンティング
 再利用できるのはなかなかいいとは思いますが、同じような目的で使うのであれば「時限式爆弾」のほうがいいと思いますね・・・その方がいかにも「これは黒デッキですよ〜」という感じがしますし(何 決まったあとのある種の爽快感が格別だったりしますし(邪笑 
 さて、だいたいこんなところでしょうか。もちろんこれ以外にも強いと思っているカードはまだまだあったりします(たとえば「アピシャグ」とか「MI6」とか「飯塚秋緒」とか) なんにせよ女帝環境は始まったばかりなのでどんなデッキが出てくるのかいまだ定まっていないのは確かですからね。わたしとしては結構それが楽しみであったりするんですが(^^;;
 それでは今日はこのあたりで。