ギャラクシースタイルについていろいろと語ってみるつもり(その3)

 先週末のことになりますが、予定通りといいますかいまさらながらといいますか(^^;;映画版の「けいおん!」を観に行ってきました(^^) まあ、レイトショー上映の回だったりしますが(^^;; 映画版だからといって特別なこととかがあるわけではなくて、ベースとしてはいつもの「けいおん!」だったわけなんですが・・・2時間弱というスパンの中ですから、各登場キャラのいろいろな面が垣間見えたりしていろいろと興味深かったです。ご存知の方もいるかと思いますがわたし自身は「ムギちゃん属性持ち」な訳ですが、今回の映画版で唯ちゃんと律っちゃんが気になりつつあったりします・・・魅力再発見、みたいな感じで?(何
 ついでに個人的に気になっている部分は、エンディングアニメーションの部分だったりします。これはテレビシリーズから一貫して「『放課後ティータイム』のプロモーションテロップ」といったのを意識しているのは明白なんですけれども、傑出しているのは「そのセンスのよさ」だとわたしは思っています。アニメ1期の「Don't say"lazy"」から今回の「Singing!」まで、もうそのままPVとして使っても何ら遜色ない出来だと思います。このあたりにもこの作品のクオリティの高さが伺えると思うのですが。
 閑話休題
 改めましてみなさまごきげんよう。しるふぃ〜・えるでございます。
 現行のギャラクシースタイルについての考察なんぞを「しるふぃ〜・える的に」やってみる企画。今回は色別考察の2回目、阿頼耶識編をしていこうかと思っています。まあ、わたし自身が「地雷的な村人」だったりしますから(^^;; あんまり役に立たないような気がしないでもないですが「こういう見方や考え方もあるんだ」程度にみてもらえればいいような気がします・・・毎回同じ文章を書いているように見えるのは気のせいです、きっとw ましてや前回の文章をコピペして使っていることはない・・・と思いたいです、ハイ(マテwww
 なお、前回同様かなり「アクエリでは基本的なこととか」もあえて書いていきますので、その点はご了承くださいm(vv)m

ギャラクシースタイルの色別各論かもしれないもの・その2:阿頼耶識(赤)編

 まずはキャラクターカードやブレイクカードのスペックやアイコンについて。キャラクターのスペックは1/1/2もしくは2/1/3、軽ブレイク(1ファクター1コストのブレイクカード)は3/2/3と精神力と耐久力を高くしたスペックになっています。耐久力が高いということはバトルなどになった場合に倒されにくい、ということを意味しますから、その分場がもつことになります。反面、攻撃力は低く抑えられているため、バトルなどで相手のキャラなどを倒しづらくなり、相手の場を崩すことが難しい、ということも意味しています。
 つまりキャラなどのスペックから見えてくる阿頼耶識という勢力の特徴は「自分のキャラは倒されづらいが相手のキャラを倒すのも難しい」ということになります。そして実はこのことはキャラクターやブレイク以外のカードなども合わせて考えると「(ギャラクシースタイルでの)阿頼耶識という勢力そのものの特徴である」ということにもなります
※キャラクターカードの主なアイコン:霊能者、ゴースト、アスリート
 白と同様、この3種のアイコンはメインのネームレベルブレイクのアイコンと一致しています。またアスリートアイコンは同色(つまり赤)以外にブレイクカードが存在しないため、比較的パワー0で放置しても安心できると言えます。ただしアスリートアイコンキャラはスペック的に有用なキャラが少ないのが難点であったり(補給線を担えるのが「壺振り」と構築済にしか入っていない「道場主」のみ)もします
※0/0/1チャージキャラのアイコン(「壺振り」):アスリート
※0/0/2インターセプトキャラのアイコン(「生霊」):ゴースト

 「壺振り」は先ほど述べたように「自色以外でブレイクされる恐れがない」アスリートアイコン持ちであるため、多くのデッキで採用されることと思います。
 「生霊」についてはゴーストアイコンが緑の軽ブレイクに横取りされるため、そのスペックの低さから採用されることはそれほどないと思います。デッキを組む際としてはこのキャラを入れなくても素体としては十分あると思いますし(^^;;
※軽ブレイクのアイコン
☆ドローブレイク(「布都巫女」):霊能者・スカラー
★チャージブレイク(「女師範」):アスリート・ウォリアー

 「布都巫女」は青との、「女師範」は黄との相性がよく、共にアイコン上使えるキャラクターが多いためキャラクターを採用する上で一考する価値があるといえます。特に「女師範」は(アスリートアイコンに有用なキャラが少ないこともあって)ウォリアーアイコンを持っていることがかなり強いと思います。
 また「トゥクノンノ」をデッキに組み込む場合は「式神月式」の採用を検討するべきかもしれません。ただこのブレイクカードはレジスト青を持つため、青デッキの横からのビートダウンを防ぐ意味でも採用する価値はあるかもしれません・・・青デッキが多ければ、ですが。

勢力別注目のカード・・・場持ちはしやすいのだけれど

 さて、そんな赤でデッキを組む場合の最大のポイントは「いかにして相手のキャラクターを倒すか」「いかにして相手プレイヤーにアタックを通すか」の2点だと思われます。
 実際今回の赤のカードを見てみますと「耐久力を上げる」カードがいくつかあり、非常に「堅い」印象があります。しかもこれらのカードが決して「使えない」訳ではありません。「天羽降」は絶大な防御力をセットしたキャラクターに与えますし、「煉気術」はお手軽な耐久力パンプのファストとして他色メインのデッキでも採用される可能性があります。
 ブレイクカードを見てみてもこの傾向ははっきりしています。2段ブレイクである「生駒 朱乃」嬢は上段になるとシールド・バインド3・インターセプトといった「守りに長けたスキルのほとんど」を獲得しますし、大型ブレイクである「トゥクノンノ」はアンタッチャブルで精神攻撃に対して非常に強いのが特徴です。しかしながらこれらのブレイクは攻撃力が低く抑えられており、突破力も持たないため「相手プレイヤーにアタックを通せない」ことや「相手のメインクラスのブレイクを倒せなかったり」することがあるかもしれません。「決め手がない」とも言い換えることができると思います
 では「相手プレイヤーにアタックを通す」「相手のメインブレイクを倒す」にはどうすればいいのか? 実はいくつかの手段があったりもします。
 「相手プレイヤーにアタックを通す」には相手キャラのコスト支払いを止めるプロジェクト「霊峰結界」が有効です。このカードは1コストのカードですが、2コスト追加することでファストカードとしても使えるため、守りにも使えるという点でも非常に強いカードです。エクストリームスタイルのデッキでも採用の余地があるのかもしれないくらいに・・・もっともギャラクシースタイルではこのカードは赤メインのデッキを使っていると「4枚投入しても足りないくらい」だと感じることがあるかもしれませんが(^^;; それくらい強いカードだということが言えると思います。
 また「相手の場を崩す」という意味では特定勢力のノンブレイクキャラクターすべてを捨て札させる(しかも効果が及ぶのは相手のみ!)「禊魂神法」が役に立つかもしれません・・・もっとも4コストというコストの重さに比べて効果が限定的なので、採用されるかどうかは微妙な気がしますが(くしょ それでも相手の場を確実に狭めることはできると思います。
 「相手のメインのキャラクターを倒す」という意味ではシンクロのスキルを持つ中型ブレイク「花忍”樒”」が非常に有用です。このカードはシンクロしたすべてのキャラに与えられる精神ダメージを軽減させる効果もあるため、対青デッキが相手の場合には切り札としても使えます。その意味ではデッキに採用する価値は十二分にあるといえるでしょう。数少ない弱点はアイコンがアスリートのみ、ということだけですね(もっともこの点がこのカードの採用を躊躇われている要因でもあったりしますが(^^;; )

その他のピックアップカードとか

 以前にも書きましたが「プロジェクトカードやファストカードを捨て札することができるのは赤だけ(「十字祓」「”生駒 朱乃”」)」です。このため「赤以外がメイン色のデッキでプロジェクトおよびファスト対策をしなくてはならない場合は必ず赤をタッチ色で採用する必要がある」訳です。また「生駒 朱乃」嬢はプロジェクトカードのみに対応していますので、ファストカードを捨て札できるのは「十字祓」しかないことになります。ただし今回の「テラ」の場合は「捨て札させたいファストカードのほとんどが十字祓よりもコストが少ない」カードであることがほとんどなので、カード・リソースを考慮する意味ではたやすく使えるような状況ではないのかもしれません。場面に応じてもっとも有効な場面で使用することが必要でしょう。

まとめにかえて

 以上、阿頼耶識についていろいろと書いてみましたが・・・現状ではその「決め手のなさ」が災いして赤メインでデッキが組まれることはかなり稀なケースであるといえます。ですが、タッチ色として有用であることは間違いがないですし、デッキの組み方によっては決してそんなことはないと思います。これからいろいろと研究が重ねられていく中で少しずつ赤メインのデッキは増えていく・・・個人的にはそんな気がします。
 それでは今日はこのあたりで・・・そうそう、今回の考察ではメインビジュアルの一人である「うめちゃん」には触れていませんが、これはいわゆる「お・や・く・そ・く」なのでそのあたりは察してあげてくださいねwww
 うん、なんか最後が前回とまったく同じような気がしないでもないですが・・・キニシナイキニシナイwww