「魔力の水嶺」の簡単なカードレビューとかしてみたり(その1)

 みなさまごきげんよう。しるふぃ〜・えるでございます。
 さて、今回からしばらくの間ですが発売されたばかりの新弾エキスパンション「魔力の水嶺」のカードレビューなんぞを「しるふぃ〜・える的に」やってみようと思います。毎度言っていることですが、まあ「地雷的な村人」が言っていることですから「ああ、こんなことを言っているんだなあ」程度に考えてもらえばいいのではないか、と思います(^^;; 
 第1回目はE.G.O(白)編をお送りします。
 なお取り上げるのはアンコモン以上の非サイクルカードになります。また今回はギャラクシースタイルでの評価を10点評価でつけてあります。6点以上ですととりあえず使う気が起きると思います(ぇ 8点以上だと個人的には強いカードだという認識です。

「魔力の水嶺」カードレビューその1・E.G.O(白)編

※サイエンティックマジシャン 8点
 アイコンが少し微妙ですが、▼のスキルがないため黄などの焼きカードに引っかかることがなく、使わないカードをパワーカードにすることによってエフェクトで別のカードに変換することが出来る便利なカードだと思います。アイコンが合えばデッキに2枚くらい投入するのは十分にありえるでしょうね。
カポエラ少女 6点
 サイズにかなり不安がありますがw ブレイクスルーで突破力を持たせてあるのは十分強いですよ。ただ今回このシリーズ(3F1Cのノンネームブレイクシリーズ)の中ではかなり地味に映ってしまうのは致し方ないところか、と思います(^^;; ちなみに「ダメイド」こと里山さんとの相性がいいので、使うならば一緒に採用したいですね。
※サイバーコップ/サイバーガンナー「日野原 歩美」6点
 1段目は素体のオーナーにダメージを与えますが、序盤にキャラを展開させたい場合とかには自分でダメージを受ければいいですし、後述する「春一番」を併用すれば相手にダメージを与えることも出来たりします。2段目は時間こそかかるものの相手プレイヤーにダメージを与えるエフェクトはかなり強い・・・かもしれません(ぇ しかしながら個人的にはこの能力は現状の白に求められている能力ではない気がするんですが、果たして?
※生徒会迅速執行部会計「叶井 尚里」8点
 RPF版でメガネをはずしたところを見られても「気分転換」と言い切るクールさ?が魅力の叶井さん。でも実は「(プレイヤーさんだけに自分の素顔を)見られたい」のかもしれない・・・と勝手に想像してみたり(ダマレww
 閑話休題
 いわゆる「キャラビートデッキ」に対する強烈なアンチテーゼを持ったカードで、当該するデッキばかりではなく、終盤にお互いの場が荒れてきた時などにも威力を発揮すると思います。そうでない場合でも補給線を担うことも出来たりするので、かなり強いカードだと思います。
※カリスマ海洋学者「ルカ・鯨井」7点
 アイコンにスカラーとタレントを持つため素体に困ることはないですし、今回他色のマーメイドアイコンのブレイクカードに「チャルチウィトリクエ」「八瀬童子」など強いカードが多いため、十分活躍の余地があるのではないでしょうか? エフェクトも(自身に効果がないのはマイナス材料ですが)コンセプトには合っているので面白いことになりそうです。デッキの組み甲斐があるいいカードだと思いますよ。
※スーパー女子高生「桜庭 一花」6点
 「スーパー」女子高生、ということですが一体「何が『スーパー』」なんでしょうねぇ?無難に判断するならばそのサイズだと思うんですが・・・はっ「サイズ」!? と、ということは・・・(ごくっ)←チョトマテオマエwww
 戯言はさておきw
 白にはありえないサイズ的なスペック(こう書くとやはり何か語弊がありますよね(^^;; )を持ちますが、6ファクターというのがやはり足かせになりそうです。切り札としては持っているスキル共々十分に信頼に足るものですが、果たして「出すことが出来るか?」という点において採用を躊躇するのかもしれません。
※運命 5点
 いわゆる「フェッチ・パーマネント」のバランス調整版ですが、他色のキャラも対象に出来る代わりに「使える条件面で」いろいろと弱体化されています(><) 白メインのデッキで他の色のキャラを展開したい場合に採用される「かも」しれませんが、フェッチパーマネントのように「キャラの枚数を減らしてまでこのカードを採用する」というのはかなり危険なのではないか?と思います。
※丘の上の魔法使い 4点
 他のカードゲームであればおそらく強カードであったんでしょうけれど・・・元から多数ドローできるアクエリではかなり微妙ですね。この手のカードは今弾で何枚かありますが・・・このカードはハンド・リソース的にはプラスマイナス0・総合的なリソースではマイナスになるので、他のカードと比較すると残念ながらよほどのことがない限り採用するのは難しいレベルだと思います。
※クォンタム・リープ 8点
 3ファクター1コストと比較的軽いわりにかなり高い突破力を提供してくれる強カードだと思います。効果が支配キャラクター全体なので場の状態によっては一方的に攻めることすら出来たりします。白の新しいエンド・カードとしてあちこちで見かけることになるのかもしれません。
※リフューズ・バリア 6点
 同じ様な効果の「トラストマインド」との比較になると思いますが、個人的にはこのカードは「トラストマインド」よりもカードパワー的に若干低いような気がしています。もっとも「女神の報復」のようにこのカードでないと防げないケースもあるので一概には言えなかったりするのですが(^^;;
春一番 9点
 ファクターが重くなりましたが、何と!ファストカードになって戻ってきた「エンパシー」ですね。元の「エンパシー」自体が非常に強いカードであったのに、ファストカードになったことで非常に汎用性の高くなりました。効果としては非常に地味なんですが、横取りブレイクやパワーカードコントロールなどプレイングで使える場面はかなり広がる強カードであると思います。
 どうでもいいですが、ぜひ(PR版で)「後ろからのアングルでのイラストの同カード」を期待してしまう・・・のはきっとわたしだけではないっ!と思いたいです(おひw
 ・・・いや、まじめな話こういうカードこそPRカードとして配布されるべきだと思うんですけれどね。もちろん「使い甲斐のあるカード」という意味で(^^;;

まとめに代えて

 今回の白は十分に強いカードはあるとは思うんですが・・・他の色でそれ以上に強化された節がある気がするので(^^;; 実はそれほど目立っていない不憫な色な気が個人的にはしますね。特に次の赤に出てくる「チャルチウィトリクエ」あたりが出てくるとどうにもならなくなってしまう気すらしたりしますが・・・果たして?
 それでも十分強いデッキは組めると思いますので、白メインのデッキを組んでみるのもいいかもしれませんね。特に鯨井姉さんは割と(ギャラクシースタイルでは)ギミックに凝った面白いデッキが組めそうで、個人的にもやってみたいですね。
 それでは今日はこのあたりで。次回は赤編の予定です。