「魔力の水嶺」の簡単なカードレビューとかしてみたり(その2)
首都圏では3月前だ、というのに未明から大雪で交通機関などで混乱があったみたいです。もっとも東北や北海道、北陸のほうではこれくらいの雪なんぞ「屁」でもないんでしょうけれど(^^;;
改めましてこんな時間からですがみなさまごきげんよう。しるふぃ〜・えるでございます。
新弾エキスパンション「魔力の水嶺」のカードレビューなんぞを「しるふぃ〜・える的に」やってみようという企画。前回の予告通り、第2回目は阿頼耶識(赤)編をお送りします。
もはやテンプレになりつつあるかもしれませんが(くしょ しるふぃ〜・えるとかいうらしい「そこそこの実力を持った地雷的な村人」が言っていることですから「ああ、こんなことを言っているんだなあ・・・クスクス」程度に考えてもらえばいいのではないか、と思います(何
なお取り上げるのはアンコモン以上の非サイクルカードになります。また今回はギャラクシースタイルでの評価を10点評価でつけてあります。6点以上ですととりあえず使う気が起きると思います(ぇ 8点以上だと個人的には強いカードだという認識です。
「魔力の水嶺」カードレビューその2・阿頼耶識(赤)編
※竜人女学生 5点
アタックが通った場合にドローできるんですが、2/1/3のスペックですとなかなかこのキャラクターのアタックが通ることはなさそうですw また自身で補給要素を持っていないこともマイナス材料ではないか、と思われますね。素体としてはアイコン的にいい感じなのでそのあたりをどう捉えるか?だと思いますが。
※竜人書道家 8点
ギャラクシースタイルではブレイクがそんなに数多く並ぶことはあまりない気がしますので、このカードのアビリティが発揮されるケースはかなりあるような気がします。またアビリティ自体もかなり強力で、発動すると問答無用でデッキを削っていくのは相手からしたら相当な脅威でしょう。「三鈷杵」や「煉気術」あたりと組み合わされると手に負えなくなる可能性すらあり得るのかもしれません(^^;;
※通賢霊女/仙人「媽祖」 5点
ちなみに下段の通賢霊女の評価は7点です(何 下段のダメージ置き場のカードをデッキに戻すエフェクトは確実性には欠けるものの、ダメージアウトされにくくなるのはもちろんのこと「ダメージに落ちてしまった重要なカード」をまた引くチャンスを作ることが出来ます。地味ですが意外に重宝するのでデッキに1、2枚入れておくといい仕事をするかもしれません。
上段については、下段の正常な強化版と言えるのですが・・・現状ではスロットを割いてまで入れたくなるようなカードではないような気がします。ただ能力的には決して弱くはないと思うので、これからに期待するカードなのかもしれないですね。個人的には2つ目のエフェクトのコストが1だったら間違いなく採用レベルのカードだったと思うんですけれど←無理www
※験巫女「身延 茉莉也」 8点
しかしまあ〜、どんな袴ですかこれは(ため息) いろいろと「けしからん」のは間違いないところだと思いますが・・・「見えちゃってる(くしょ」下着?とかも和装ものではないですし。それともなんですか?彼女の立っている場所には「謎の霊力」とやらが働いているんですか!? まったくもってけしからんですっ!ぜひ一度行ってみna)←以下検閲削除www
閑話休題。
インターセプトを付加するエフェクトは現状のギャラクシースタイルではかなり強力です。後述する「チャルチウィトリクエ」に対して使うのもいいですが、その他にもありますのでいろいろ試してみるのもいいと思います。またこのエフェクトを重ね掛けすることでブーストXのスキルにも対応することができたりします。その意味では場合によってはエクストリームスタイルでもお呼びがかかるかもしれません・・・・・・無理かな(ぉ
また例えエフェクトを使う機会がない(まあ、そういった展開はあまりない、とは思いますが(^^;; )としても最低限の補給要素はありますから無駄にはなりません。個人的には非常に使い勝手のいいカードだと思っています。
※水の女神「チャルチウィトリクエ」 9点
以前のエントリでも書きましたけれども能力的には一枚で自己完結しているタイプのカードで、エフェクトを使いこなせば相手の攻撃を一方的にシャットアウトして返り討ちにさせることが可能になります。さらにサポートとして「身延 茉莉也」でインターセプトを与えてみたり、(アイコン的に少し厳しいですが)「花忍・樒」でシンクロしてみたりすると手がつけられなくなる可能性すらあり得ます。
またプロジェクトタイミングでしか使えないとはいえ「茶吉尼天経」エフェクトも相手の補給線を狭める効果があり、中盤くらいまでには何も考えずに使っても十分強力です。コストがあれば何度でも使える点もこの強さに拍車をかけています。総じて今弾のメインビジュアルを飾るにふさわしいトップクラスの強カードだと言えるでしょう。イラスト的にも人気が出そうなカードでもありますし(^^;;
※竜神「阿那婆達多」 8点
同じファクター・コストの「トゥクノンノ」との比較になりますが、単体での戦闘力はこちらのほうが上です。今弾の青の強カード「ミーアたん」←何w に対抗できるカードでもあります。もっとも精神攻撃や除去に対する耐性では「トゥクノンノ」のほうが上ですから、一概にどちらが強いとは言えない気がします・・・どちらも強いブレイクカードであることには違いないんですけれどね(^^;; その時のメタゲームやデッキコンセプト、メインアイコンによって使い分けするのが正しいと思います。
※砧 4点
自分の場に対して効果が及ばないのであればまだ採用される余地はあったのではないか、と思いますがこの内容では現状で採用される可能性はほとんどないような気がします。一応「チャルチウィトリクエ」とある程度シナジーはありますが、このカードを入れるよりももっと入れるべきカードがあるような気がしますね(^^;;
※初夢 8点
今弾にはこの手のサーチ系カードが何枚か出ていますが、その中でもトップクラスのカードだと思います。たとえ指定したカード種類のカードが出なくてもほとんどリスクがないのが強いです。デッキ構築を工夫すればさらに効率がよくなる可能性が高くなり、十分なアドバンテージを得ることが出来るでしょう。エクストリームスタイルでも林龍蘭デッキとかでは採用の余地があるかもしれません。
イラストについては・・・まあ「事後」だとか「しちゃった後」(・・・ドチラモカワラネーヨw)とかいろいろ言われているみたいですが(何 個人的にはむしろ「一体どんな夢を見ているんだろ?わくわく♪」という気がします(チョトマテヤコラw 思わず「うめちゃんっておマセなんだぁ〜」とか思ったり思わなかったり(ダマレwww
※式神肆肆式 6点
ファクター・コストともに重いものの、ギャラクシースタイルでの阿頼耶識で「4/5/5」のスペックが出せる点は評価できると思います。ネームを持っていないのは一長一短ですが、個人的には持っていたほうが阿頼耶識のデッキ戦略には合っていた気がしますね。現状では数多く並べられる可能性はあまりない気もしますが、これから十分に化ける可能性はあると思います。
※孔雀経法 6点
「デュアルサンダー」や「ライトニングストーム」、レミリアさんのエフェクトなどにお手軽に対抗できるカードですね。効果としては十分高いものがあるとは思いますが・・・果たしてデッキに入れるスロットを見出せるのか? それが最大の問題だったりしますね(^^;;
※中臣祓詞 8点
Q&Aの裁定で追加の2コストを支払える場合には必ず支払わなくてはならないため、ある種のパワーコントロールが出来るようになりました。特にタッチ色として赤を使うデッキではファクターとコストが軽いこともあり、よく採用されることになるのではないでしょうか?
ただし、カウンターカードとして考えた場合にはかなり頼りないものとなってしまうのは否めません(><) コストプールに余裕がない序盤ならばまだしも、中盤以降は他に何らかの手段を凝らさないと(たとえ目標が「パニッシュメント・アサルト」であろうとも)このカードで捨て札させるのは難しいのではないでしょうか? 無論、カウンターすることを目的とするならばまず「十字祓」や(アイコンが合えば)朱乃さんを積むべきでしょうね。赤メインのデッキであれば尚更だと思います。